旧師団長官舎
2019年8月22日、上越市の旧師団長官舎を訪ねました。
ある資料からここに明治時代に建てられた建物があると知ったので行ってみたのです。
建物は明治43年に旧陸軍第十三師団長の官舎として建てられました。終戦後の昭和20年から26年までアメリカ軍が使用しました。そして平成3年まで陸上自衛隊の隊員宿舎として使われていました。その後上越市が現在地へ解体、復元、移築、したのだそうです。
外観は洋風です。中に入ってみると、一階は洋風、二階は和風でした。一階には黄色の壁の男子応接室と桃色の壁の婦人応接室がありました。男女それぞれの応接室があるのは、時代からなのか?軍隊という特殊性からなのか?二階には茶室があり隣の部屋には水屋もありました。月と星の形の光が写る障子もありました。階段は洋風でした。
落ち着いた雰囲気の中で作戦を練ったのだろうか?
明治政府の富国強兵政策の一つの結晶なのだろう・・。
建物としては見所が多くありました。 K・M記